ホブソンの『帝国主義論』 - 私の闇の奥

帝国主義論の古典として先ずあげられるのはレーニンの『帝国主義論』でしょう。その序文(1917年4月26日)のはじめに「本書は、1916年春にチューリッヒで執筆した。執筆の場がチューリッヒだっただけに、当然のことながらフランス語と英語の文献がいささか不足した。ロシア語の参考文献ははなはだしく不足した…