人権93~ボダンの主権論 - ほそかわ・かずひこの BLOG

●ボダンの主権論ここで絶対王政に関する主権の理論について述べたい。16世紀前半、宗教改革の旗手ルターは、カトリック教会を厳しく批判する傍ら、王権については、神授なるがゆえに人民の抵抗を許さない絶対のものと説いた。ルターの同時代のイタリアの政治思想家マキャベリは、『君主論』で、国家の君主は、平和を招来…