独自の資源外交を展開して失脚 米国の「核の傘下」から跳び出そうとした田中角栄

米国主導の体制に田中は限界を感じ、自主外交で資源獲得に乗り出す。「川上から攻めろ」が角栄の口癖だった。選挙は企業や団体といった川下の組織に頼るのではなく、有権者一人ひとりという川上を狙え、と弟子の小沢一郎らに説いた。エネルギー資源の確保においても、世界の川上に照準を絞った。