開かれた医療とその敵:第4節-“投与を考慮すべき”という薬剤の効果に関する考察 / 地域医療ジャーナル

第3節-流転する万物の背後に潜む闇-では、薬剤効果の考え方に「曖昧性」という概念を導入した。端的に言えば、薬剤効果を規定する臨床研究の統計データには多様な翻訳可能性が宿るということだ。そして、どの解釈を採用するかは、個人(時には社会)の関心に応じて決定されていくことはおそら...