金谷武洋『日本語に主語はいらない』の問題とリンク - 火薬と鋼

金谷武洋『日本語に主語はいらない』(講談社、2002)が出版されてもうだいぶ経つが、いまだにこの本の問題点は知られていない。事実誤認や偏った視点、実証を伴わない主張などかなり危うい本なのだ。まともな学術研究や日本語教育と合致しない内容であるのに日本語特殊論など受け入れられやすい要素があり、広く浸透して…