仏教は何も教えてくれない

山下良道の「雲としての私」と「青空としての私」という概念がある(参考『青空としてのわたし』)。「雲」というのは現世的な物語、価値判断、煩悩、人としての特徴などのあれやこれやで、しかしその雲を取り除いていってもやはり「私」があって、それが「青空」と表現されている。「青空」は哲学で言う「実存」の概念に…