再び現れた「自分たちのサッカー」。ボスニア戦で露呈した日本の悪癖。(戸塚啓)

あれは、どこへ行ってしまったのだろう?28分に清武弘嗣があげた先制点は、ファインゴールと言っていいものだった。そして、いかにも日本らしいものだった。個人の技術とアジリティがコンビネーションを輝かせ、フィジカル自慢の大型選手を翻弄した。