「渋谷系」とは日本版アシッドジャズだった!? 若杉実の労作が提示する“DJ文化”という視点

若杉 実『渋谷系』(シンコーミュージック)  ムーヴメントとはいっても東京の局所で流行っていた音楽という程度の緩いカテゴライズに過ぎず、にもかかわらずその音楽的なイメージと全体像が当時は何となく共有されていて、影響というか余波もいまだに尾を引いている——渋谷系というのはつくづく捉えどころがあるような…