企業の持続的な成長力が試される - 日本経済新聞

上場企業の収益力に陰りが見えてきた。本業の損益に金利の受け払いを加味した経常利益を本紙が集計したところ、2016年3月期は前の期に比べて1%程度の微減となった。減益決算は4年ぶりとなる。17年3月期の経常利益も3%増にとどまる。収益の拡大が止まれば、企業は事業内容の見直しを迫られる。しかし、持続的な成長に向け、…