習演説が映す世界の混迷 - 日本経済新聞

20日に閉幕する世界経済フォーラムの年次総会(ダボス会議)は、内向きの傾向を強める世界の政治や経済の姿をそのまま映し出すものとなった。自由で開放的な経済や社会の発展を促す役割を担ってきた欧米の政治指導者たちはあまり姿を見せず、会議の主役として保護貿易主義の拡大に警鐘を発したのは中国の習近平国家主席だ…