民需主導の成長促す環境整備を急げ - 日本経済新聞

内閣府が発表した7~9月期の国内総生産(GDP)速報値は物価変動の影響を除いた実質で前期比0.2%減、年率換算で0.8%減となった。2四半期連続のマイナス成長となった。中身はそれほど悪くないが、日本経済の停滞が改めて浮き彫りになった。マイナス成長の主因は在庫投資の減少で、GDPを年率2.1%分押し下げた。GDP統計上は在…