日経平均反落、日銀への懸念と期待が交錯 証券部 向野崚 - 日本経済新聞

14日の日経平均株価はマイナス圏で一進一退の値動きになった。売り優勢で始まった市場は円安・ドル高の進行とともに下げ渋る。下げを主導したのは銀行株で、日銀が金融政策の軸にマイナス金利を据えると伝わって収益悪化への懸念が強まった。相場を支えたのは円安を受けた輸出関連株だ。一部の投資家は銀行株に強気の見方…