認知症、家族の責任認めず JR事故で最高裁 - 日本経済新聞

徘徊(はいかい)中に電車にはねられ死亡した認知症の男性(当時91)の家族にJR東海が損害賠償を求めた訴訟の上告審判決が1日、あった。最高裁第3小法廷(岡部喜代子裁判長)は妻に賠償を命じた二審判決を破棄し、家族の責任を認めない判決を言い渡した。「監督できない状況」民法は責任能力のない人が与えた損害は「監督…