#42 Re:startline | ミリオンライブ! 誕生日小説シリーズ - サイトロの小説シリーズ - pixiv

騒がしい夏に立っていた。声援とかピストル音とかアナウンスとか蝉の音とか、周りの音全部が混ざり合って、ごちゃごちゃと耳元に流れてくる。暑さと同じくらいうっとうしいが、聞き流すことも出来なかった。 『――――高校』 俺の名前がアナウンスされる。何時ものように一歩前に進んでから礼をする。...