【書評】書評家・西野智紀が読む『夜が来ると』フィオナ・マクファーレン著、北田絵里子訳

■不穏な気配漂う幻想小説オーストラリア・シドニー郊外の海辺で静かな余生を過ごしていた75歳の老女ルース・フィールドは、ある夜更け、家の中を獰猛(どうもう)なトラ…