あの花は枯れても by 鳥久保咲人

独善だとしても、せめてさよならくらいは言いたかった。ファンタジー作品。国を捨てた旅人デトワールは流れ着いた国で王女ハイスヴァルムと出会う。『彼ら』は互いに影響され、自分の生き方と向き合うことになる。時の流れ、人間関係、変わっていく他人、その中で自分が自分であり続けることへの肯定と否定。変わっていく…