J.デリダの「生命倫理」序説――P.シンガーの動物解放論を批判する・2 — Twishort

2 デリダの「生命倫理」  2−1 「正しく食べる」ということ  このようにシンガーは、動物には感覚があるがゆえに、それを殺して食べたり利用したりすることは不正であると論じる。有感であればそれを殺すことは不当であり、そうでなければ正当化されてよい。つまり、殺すことに関する倫理的行為の判断基準とは、感…