貧困と生活保護(31) 行路病院・ぐるぐる病院の「患者転がし」 | ヨミドクター(読売新聞)

 生活保護の患者の入院を多数受け入れる民間病院があります。関西では「 行路(こうろ) 病院」と呼ばれてきました。行路は、正式用語ではありませんが、「ホームレス」と似た意味です。筆者が医療・福祉の関係者に聞いた結果を総合すると、その数は大阪府内と近隣の県で50か所近くにのぼります。関東にも同様の病院が相…