20世紀の遺産から考える装飾

──本号では、現代の「装飾」について考えてみたいと思います。批評家の石岡良治さんは『10+1』No.40(2005)に思想・哲学領域と建築とを往還する論考を寄稿され、また、アドルフ・ロースを論じたテキストも書かれています。砂山太一さんはデジタル技術を用いた建築設計の研究者であり、実践者でもあります。これまでの過…