美しさと慈しみの「骨」を内に抱いて

映画を観終わってから最初にやったのは、サーチエンジンの検索。「殺された女の子が実は生きていた」。そんな平行世界に自分が生きていることを、どうしても確認したかったのだ。 主役のシアーシャ・ローナンは、アカデミー賞主演女優賞にノミネートされたり、少女時代よりもふっくらとしたりもしているようで、まさに公私…