稲穂のそよぎに耳くすぐられながら

南国の松山に珍しく雪が降りしきる中、図書館からいま帰ってきたところ。 だしぬけに「年上と人間関係を築けないのは、きみの人間的欠陥だ」とか婉曲に示唆されて、面喰らったことがある。私の何を知っているというのだろうか。きっと、20代後半、私が「ヤクザイルの舎弟」だった時期があるのを知りもしないで、難癖をつけ…