キジルやバーミヤーンのラテルネンデッケは
敦煌よりも西方のラテルネンデッケはどうだろうか。 キジル石窟第167窟ラテルネンデッケ 6-7世紀 『キジル大紀行』は、 正方形のプランに、三角隅持ち送り天井をとる窟である。ラテルネンデッケとも呼ばれる構造で、天井の正方形平面の四隅に斜めに梁木や三角形の材を架して、一回り小さい...