死者の目線で

生死の境界というものがあるとすれば、私はその境界が薄いタイプなのではないかと思います。昔から夢の中でたくさんの人生や存在、その感覚を体験していたことにより、「この設定の、この現実の、この人生オンリー」が唯一の私だとは、あまり思っていませんでした。それらが“ただの「夢」ではない”というひらめきが訪れた…