『桜降る代の神語り』第0話:或る最果ての社にて | 桜降る代に小噺を
《目録へ》 《次へ》 やあ、はじめまして。そう、君。そこの君だよ。今、カナヱは君に呼びかけている。こんな果て、僻地の社まで来る変わり者の君に、だ。 カナヱはカナヱ。かの古より伝えられし、最古の三柱が一人。歴