『リアル・アノニマスデザイン ネットワーク時代の建築・デザイン・メディア』岡田栄造・山崎泰寛・藤村龍至 編著 | 学芸出版社

物と情報は溢れ、誰もがネットで自由に表現できる現在、建築家やデザイナーが「つくるべき」物とは何か。個性際立つ芸術作品?日常に馴染んだ実用品?その両方を同時に成し遂げたとされる20世紀の作家・柳宗理の言葉“アノニマスデザイン”を出発点に、32人のクリエイターが解釈を重ね、デザインの今日的役割を炙り出す。