悲運のハイパワー機 期待を一身に背負ったはずが【2】

国鉄時代設計のリピートオーダー機で当座をしのぐ間、本命ともいえる機関車の開発を続けることになります。 その目標性能は1600トンの重量を牽いて高速で走ることができる性能と、25‰の坂で1100トンの列車を0km/hから引き出すことができるパワーをもつことでした。 前回までは・・・ この25‰の勾配という数字、日常生活ではあ…