意外と新しい「初詣」の歴史 ― 鉄道が生んだ庶民の娯楽行事と皇室ナショナリズムの結合 - 平山昇 (1/2)

初詣といえば、言わずと知れた正月の恒例行事である。しかし、意外にも、初詣は明治時代に鉄道と深く関わりながら生まれた比較的新しい慣習である。新しい慣習「初詣」は川崎大師ではじまった江戸の人々も正月の社寺参詣はしていたが、現代のように元日(三ヶ日)に集中していたわ