『月夜彦』(堀川 アサコ) 製品詳細 講談社BOOK倶楽部

ときは平安、ところは都。賞金首を追ううちに、どんでん返しのるつぼにはまる。 ――その首を持ち帰った者には、必ず銭千貫文を授けよう。 左大臣の姫が、何者かによって腹を食い破られ、路傍でこと切れていた。異様な死に様を見た左大臣は、犯過人の首に千貫文の値をつける。荒れる都のただ中で、散楽舞いの青年・小槌丸は…