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【書評】100年前のユーラシア大陸横断旅行『明治の建築家 伊藤忠太 オスマン帝国をゆく』
築地本願寺や湯島聖堂を設計した建築家、伊藤忠太が3年かけて日本建築のルーツを探る旅に出ます。筆まめだった忠太が記した100冊にもなる手帳を元に現在トルコの大学で教鞭をとる著者がトルコの文献と照らし合わせて解説します。建築意匠の細かい洞察から現地の様子、渡航中の生活費まで細かく書かれていて興味深い作品で…