秋に読みたい 重松清『季節風 秋』

秋と聞いて思い浮かべるものは何でしょうか。 「実り」でしょうか、それとも「哀愁」でしょうか。家族ものを書かせれば右に出るものなしの重松清さんの短編集『季節風 秋』には、その名の通り「秋」を題材にした12本のショートストーリーが綴られています。実りながらも散りやすい秋の哀愁と、でもその先に何かがありそう…