ベネッセ原田社長、改革挫折で涙の引責辞任

ベネッセホールディングスの原田泳幸会長兼社長が6月25日付で退任する。2017年3月期を含め3期連続の減収減益見通しとなった責任を取る。2014年の社長就任直後に発覚した情報漏洩事件で拍車がかかった「進研ゼミ」の会員減少が止まらず、脱・DM依存やデジタル化の改革が挫折。会見では涙ぐみ無念さをにじませた。