『オートマン』を読んだ

満身創痍で横綱の座を守り抜き、多くのファンの感動を呼んだ(らしい)現役唯一の日本出身横綱稀勢の里が引退を発表。一晩明けてもなお、巷は相撲の話題で溢れかえっている。しかし、その中心にあるのは、稀勢の里個人のこれまでの健闘を讃えるものではなく、「日本人横綱」の情けない姿に対する忸怩たる思いからきている意…