勝手にシネマ評/『悲しみに、こんにちは』('17)

「へーっ、“だるまさんがころんだ”は、世界共通の遊びなんだあ…。」 バルセロナの町の一角。子供たちがはしゃぐ夏祭りの情景を、ぼーっと眺めながらのオープニング。夜空に輝く花火の幻想性も効果的で、幕開け早々からわたしは、映画と対峙する気構えなどスッカリ忘れ、子どもの頃の記憶手帖をゆったりと開いていた気がす…