ロマンチック・ラブ・イデオロギーというバイアス②〜女性に過度な期待がかかる日本の家族制度〜

前回の続き 「家族」という言葉を聞いて、「家族団欒」などをイメージする人もいれば、「修羅場」「地獄」など心が凍りつく人もいる。 障害をもつ人にとって、家族は後者となる場合もあり、家族からの介助の延長線は暴力につながりやすいと聞いた。つまり、介助を受ける側にとっては、常に暴力の影に怯える日々を過ごすこ…