「伊藤計劃トリビュート」読書会の模様 - 誰が得するんだよこの書評
国産SF界の期待の新星・伊藤計劃が若くして亡くなった後に刊行されたトリビュート短編集。 追悼のような辛気臭い短編は一つもなく、伊藤計劃が残した「テクノロジーによって変容する人間と社会」という問題意識を共有したうえで、伊藤計劃なんて超えてやるぜ的な野心にあふれた傑作ぞろいです。以下は、各短編の僕の採点(…