役立たずくらいが調度いい

直木は先ず切られ甘井は先ず渇く明るいろうそくは早く燃え尽きる良い毛皮のキツネは狩人に狙われる切れ味の鋭い刀は その分、人を斬らねばならぬ誰かの役に立とうと思えば それが力みになって肩がこる役に立つか立たないかなんて 所詮、人間という一個の存在が決めている「ものさし」にし過ぎない いったい、宇宙にどれだ…