柴田哲弥×山下賢二:地方で小規模かつマイナーな本屋をやるということ 「コンビニもなく、夜は真っ暗。“文化の不毛な地”にブックカフェをつくる」- DOTPLACE

和歌山県新宮市にある「bookcafekuju」を訪ねた。世界遺産に登録された「熊野古道」にもほど近い、古からの景観が残る情緒あふれる街。とはいえ過疎化が進む山あいの小さな集落である。 市街地でさえ多くの書店が消えてゆく昨今、この店のオープンは本屋という商売と文化の両面に衝撃をもたらした。しかも「book」部分…