量子計算(量子回路)の考え方を理解するために最低限必要な量子力学の知識を(それなりに納得感のある形で)うまいこと導入する方法について考えてみた(その4)

何の話かというと enakai00.hatenablog.comの続編です。これまで、1つのスピンの状態を「表現」する方法を説明してきました。これは、数学的には、 --- (1)を基底ベクトルとする2次元の複素ベクトルですが、前回説明したように、ブロッホ球にマッピングすることで、古典的な3次元空間上のスピンと対応付けることができまし…