「パリでメシを食う。」(川内有緒) : B型だもの。

タイトルからしてグルメ本だと思った。パリの空の下、オムレツだのチーズだの、牡蠣やジビエを食べ歩く本であろうと。 違った。「めしを食う」、つまり自分の力で生活の糧を稼いで、パリで生きている10人の日本人たちを描いたルポルタージュなのだった。