栃木県遊廓設置規程(明治32年)

明治後期から大正にかけて、旧宿場町の繁華街に点在していた遊廓(貸座敷)が「風紀上よろしからず」という理由で集団移転を行っている。明治32年(1899)に発布された遊廓設置規程により正式に遊廓の営業を許可された地域が指定された。これにより今まで繁華街に点在した貸座敷や引手茶屋を集団移転するいわゆる「新地」…