658「殺」は祟りをそいで無効にすることから減殺の意味になったか? : 常用漢字論―白川漢字学説の検証

「殺」白川静『常用字解』「会意。㣇たたりをなす獣の形と殳とを組み合わせた形。殳は杖のように長い戈。㣇をひきおこす獣を戈で殴って殺す形で、これによって祟を殺ぎ、無効とする行為を殺といい、減殺がもとの意味である。殺は“ころす”の意味にも用いた」[考察]祟りを