2015立教大国語(現代文)解説「波打ち際で生きる」松浦寿輝

(1) なぜ、この論考に注目したのか? 私は、3・11東日本大震災以降、大学入試現代文(国語)・小論文の傾向が大きく変化した、と分析しています。 「入試現代文の最新傾向」において、「重要な、気付きにくい2本の柱」は、「IT 社会の光と影と闇」、そして、「3・11東日本大震災の各方面に対する影響」です。 このことは、この…