メモリの藻屑、記憶領域のゴミ
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ボルヘスの『伝奇集』を読んでみた
■伝奇集/ J.L.ボルヘス 伝奇集 (岩波文庫)作者:J.L. ボルヘス岩波書店Amazon 夢と現実のあわいに浮び上がる「迷宮」としての世界を描いて現代文学の最先端に位置するボルヘス(一八九九―一九八六).われわれ人間の生とは,他者の夢見ている幻に過ぎないのではないかと疑う「円環の廃墟」,宇宙の隠喩である図書館の物語「…