正直者が馬鹿を見てはいけない

僕は昔から不器用で、一人っ子だったことも 手伝って、人と争ったり競争することが苦手 な少年でした。 兄弟がいないので、玩具を巡って喧嘩したり、 先を争ってお菓子をむさぼることもしません。 ※今でも食べるのは遅いです。 そんな僕を心配して、母は早くから集団生活に 順応させようと、習い事や親戚行事は積極的に 参…