史料に登場する井伊直政の足跡 第6回長久手古戦場

前回より時代は遡りますが、天正12年(1584)、直政が侍大将となって初めての大きな戦い、長久手合戦での井伊隊の動きを探ります。 小牧・長久手の戦いで、井伊直政は徳川家康の旗本隊の先鋒として布陣していた。家康は小牧山城に入っていたが、秀吉方の別働隊が三河・岡崎方面へ兵を動かしたのを察知した家康はこれを追撃…