読み進めるうちに不安になってくる時間SF―法条遥『リライト』感想

今日の更新は、法条遥『リライト』です。 表紙だけ見ると青春ものみたいですね。微妙に違うんですけど。 あらすじ 1992年、未来から来た園田保彦に出会った「私」は、彼を助けるために10年後に飛ぶ。しかし実際の10年後、過去の「私」は現れなかった。少しずつ歪み始める時間の秘密は、彼女が書いた小説にあるようで……。