【三度目の殺人】感想:自分が見ている世界を崩される感覚

98点 これまで「家族」を主題にして映画を作ってきた是枝監督による、自身初となる法廷劇。観てみると、これまで自分が見てきた世界が全て崩されたかのような感覚を覚えるとんでもない作品でした。 今作の制作の発端は、是枝監督が弁護士にインタビューをした際の、「裁判は真実を解明する場ではない」という発言だそう…