「まさに現代ほど、貪りに冒されやすい時代はなかった…」

就寝前の読書を習慣にしている。昨夜は、「生くる」執行草舟・著(講談社)に手を伸ばす。 たまたま開いたページは、以前読んだ時には感じなかった感慨を呼んだ。以下長くなるが、「貪りについて」の章を引用する。 人生とは、貪ることさえなければ、他人からいくら手助けしてもらってもよいのだ。…人から与えられた愛情や…