天正6年9月23日伊藤与左衛門吉次宛羽柴秀吉自筆切手

拾弐石、かゝ*1かたへきやう*2のます*3にてわたしあるへく候、以上、 天正六年九月廿三日 秀吉(花押) い藤よ左*4 「一、177号、59頁」 (書き下し文) 十二石、嚊/嬶方へ京の升にて渡しあるべく候、以上、 (大意) 妻に京枡で十二石渡して下さい。以上。 この文書は秀吉の自筆である。 「かか」=「嚊」は身分の高くな…