うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~
id:KihiminHamame
住職は少年を愛でたのでした。 ~「青頭巾」(『雨月物語』より)その3~
快庵禅師が泊めてもらった家の主人が語る話の続きです。 この里にあるお寺の住職のお話なのですが、住職は出張先から「童児」を連れて帰るわけです。 この当時のお坊さんは女性と交わるのはご法度だったので、寺に女性を置くわけにはきません。